1980-04-09 第91回国会 衆議院 社会労働委員会医療保険制度に関する小委員会 第3号
現在、診療報酬の原価を大幅に上回っている黒字部門につきましては、調剤部門、検査部門、人工透析部門がございます。また、大幅に下回っております赤字部門は、入院部門、特に看護、リハビリ部門、病院外来の特殊性から見ての外来部門、手術部門等でございます。特に低額に定められております技術料につきましては、基準看護料、それから病院におきます調剤料でございます。
現在、診療報酬の原価を大幅に上回っている黒字部門につきましては、調剤部門、検査部門、人工透析部門がございます。また、大幅に下回っております赤字部門は、入院部門、特に看護、リハビリ部門、病院外来の特殊性から見ての外来部門、手術部門等でございます。特に低額に定められております技術料につきましては、基準看護料、それから病院におきます調剤料でございます。
それから調剤を行ないます機関としての薬局の整備の経費といたしましては、これも先ほど申し上げましたような事情がございまして、なかなか十分に利用されておらないのは遺憾でございますけれども、医療金融公庫によります薬局の調剤部門の新築あるいは増改築、機械購入等の資金の貸し付けを行なっております。
そこで、薬局を開設し、あるいは薬局において従事されます薬剤師の方々、これは医薬品全体における、いわば医薬品関係の第一線の衛生上の指導者としての専門職務を持っておるわけでございまして、調剤部門のみならず、一般薬の販売部門におきましても、やはり広い意味におきます国民の医療の重大な分野を担当しておられる。現在医薬品の分野においては二千数百億円が一般薬として販売されておるわけでございます。
これは公庫ができまして、いろいろ貸し付けの方針をきめるときに問題になったわけでありますけれども、いわゆる医療と直接結びついておるのは調剤部門だけであろう、あとのいろいろな物品を販売いたしますとかそういう仕事もございますので、それを全部対象にするのはいかがかということで、調剤部門に限られておる。
○鈴村政府委員 実は、薬局につきましては、いわゆる医薬品販売の面と申しますか、調剤以外の部面については貸付対象にいたしておりませんので、従いまして、調剤部門だけに限定いたしております関係上、金額も非常に少なくならざるを得ないということで、申し込みは実はあまりないわけであります。そういうことで申し込み自体が少ないのが一番の原因であります。
がありましたように、一方では内科、小児科の医者における投薬が減つて、注射がふえるだろうということも容易に考えられますし、ことに病院ならば問題がございますまいけれども、診療所における診療内容による診療費の配分が異つて参りますので、つまり初診料、再診料というものを出すことによつて、投薬を切り離して行くのだということになりますと、必然内科、小児科のお医者さんに入つておりました診療費というものは減りまして、それが調剤部門